SSブログ

薬事法改悪に反対する署名にご協力をお願いします。 [医療の相対化]

[署名サイト]反対署名を厚労省へ「ネットで薬がかえないと困る!

 リバタリアン的ポリシーからして、絶対に許せません。厚労省はあろう事か、薬害被害者まで改悪にかり出していますが、そもそも大半の薬害は、サリドマイドのようなケースを除けば、決して売薬中心でもなかったし、その販売形態としてネット販売が普及しだしてからおこってきた訳ではありません。薬害を引き起こしてきたものは医療用医薬品、すなわち病院で処方され、かつてなら院内薬局、今なら門前薬局という調剤薬局で出されたものが大半です(参照:片平冽彦『ノーモア薬害』『構造薬害』『タミフル薬害―製薬企業と薬事行政の責任と課題』・浜 六郎『薬害はなぜなくならないか』『やっぱり危ないタミフル』など)。

 例えば、小柴胡湯による薬害も、それをインターフェロンと病院で併用したが故の薬害であり、ネットで多くの女性が購入したインチキ中国製ヤセ薬とは全く別問題です。ネット薬局から購入されたものではもちろんない訳ですし、中国製なら漢方薬、という味噌も糞も一緒にした素人談義のレベルの錯覚を意図的に用いているかのようです。

 多くのインターネット薬局は問診票を購入者に記入させ、患者の状態チェックをしっかりやっています。PL法をおそれてのことかと思いますが、市井の一般薬局=ドラッグストアの類の中には、例えば、かつてはガスターをパンシロンの如き普通の胃薬のノリでワゴンセールなどやっていたところも有り、よほどいい加減に売っていました。

 一般薬局の販売指導強化も念頭にはあるかとも思いますが、結局は圧力団体としての一般薬局とそこにつとめる薬剤師どもの利権の温存の問題です。

 書籍でいえば、町の一般書店は、その品揃えの薄さ、2代目/3代目/4代目となっていくうちに書籍や文化一般への愛を失い、一家言ある品揃えなどなくなり、単なる雑誌屋と化したが故に、コンビニやAmazonに負け、廃業を余儀なくされましたが、それは自業自得というものです。消費者はネット書店から大きな利便を受けたし、読みたくなったらすぐ本が手に入る状況は、棚が確保できない、高価で部数の少ない学術書/準学術書の類を出す出版社にも恩恵をもたらしています。

 一般薬局とネット薬局の薬を巡る構図は、上とロジカルには全くイソモルフィックです。唯一の違いは、本の読み過ぎ・濫用で死人は出ない(出る場合もある。笑)が、医薬品では危険性が皆無とはいえないという一点です。しかし、それは問診票をパスした上での販売を、ネット薬局開設の際にシステムに組み込まねばならぬ点を義務化して違反を取り締まればすむことです。薬剤師がいる一般薬局でもいい加減な販売をしている店は山ほどあります。

 問診表のシステムさえあれば、むしろ、一般薬局より細かなチェックが可能です。市井の、医薬品知識もあやふやな薬剤師(老人もいれば、若いくせにパソコンと首っ引きな奴もいる。薬学部を卒業していながらp450別に競合阻害する薬剤のリストも頭に入っていないのか。飲み合わせを検索せねば分からないなら、素人と同じだろうが!)どものいる、しょうもない薬局よりは遥かにネット薬局の方が市民の役に立っています。

 ネットで薬剤師に仔細に相談した上で適薬と思われるものを購入し服用しても症状が改善しない。そうなれば、一次診療を行う医院への受療アクセスも早まるでしょう。怪しい薬剤師どものいる、訳の分からない一般薬局をはしごした上で来院するようなケースが減るだろうからです。
 
 ぜひ皆様のご署名をお願いいたします。

【100621追記】
 うちの糖尿病猫タマの血糖値測定用のチップが「医療用医薬品」(!)扱いで、最近の厚労省の指導通達により、ネット通販ができなくなりました。購入履歴のある者は経過措置でネットで購入できたのですが、それもならんという訳です。明らかに規制緩和に逆行します。
 民主党政権になり、この自民党時代の悪法は改正され元に戻るという方向だったのに、ここでも官僚どもは既得権益や癒着の故に、かえって規制を強めてきています。鳩山ー小沢を情報操作で葬って、官僚組織にメスが入らないと思ったのか、やりたい放題です。

 最安値の店から購入するのは安価だというのもありましたが、近隣になぜかニプロが扱っているフリースタイルのセンサーが一切販売されていないからだったのです。身体障害者の方々やご老人がた、多忙な主婦の方々、郡部にお住まいの方々などの便宜というものを一切考えない、弱者切り捨ての、悪法・悪施策です。

 私は結局、ネット通販で、以前本ブログでご紹介したDiabetic Promotionsから31Gのシリンジ同様、個人輸入で購入することになりました。送料を入れるとトントンなのですが、送ってくれるのですから文句は言えません。ニプロのセンサーが切れたら、つなぎに予備のアボットのPrecision Xceedを使います。これは近隣のスギ薬局でもセンサーを売っているからです。しかし、これは採血量が倍必要で、タマには侵襲的なのです。

 いずれにせよ、実質同じ事が可能なのに、これでは日本に金が落ちないので、政府は損をすることになるのですが。アホちゃうかと思います。皆さんも愚法には反対の意志を示して下さい。

 ついでに、英語圏の情報を取れる方々には承知のことと存じますが、米国・官僚・マスゴミの癒着による情報操作で、この国の官僚のしでかしてきたことを一切免罪し、消費税値上げで国民にツケ回しして誤摩化して、国富をアメリカに貢ぐという属国でいさせ続けるための圧力に屈した売国勢力には、断固反対の意志をお示し下さい。
 沖縄基地問題然り、検察の国策操作然り、郵政反国有化法案流産化然り、消費税10%導入案然り……官僚は200兆円は埋蔵金を隠しています。1割持ってくれば値上げは不要です。どうせ米国債は紙屑になります。これ以上買い支えて何の意味がありますか。しかし「無駄な延命治療」のように、体中スパゲティにしているチュープから金を流し入れてほしいのです。サウジや日本という属国から……。愛国者なら郵便貯金の限度額を上げて、そっちに金を貯えて、国外流出を少しでも防がねばなりません。





薬事法改正により、インターネットで市販薬の7割近くが購入できなくなります


近くに薬屋がなく、車もありません。インターネットで薬が買えなくなるのは大変困ります。
外出が困難な障害者にとって、通販で薬が買えなくなることは致命的です。自由に買い物に出かけられる人ばかりではないことを理解してほしい。
幼児がいるので、買い物の時間は限られます。薬の内容をじっくり検討して購入するのにインターネット通販は必要不可欠です。
薬屋があっても、自分の欲しい医薬品がないと、何軒も探しまわる羽目に。ネットで購入できるのはとても助かります。
 
2月17日 一般用医薬品の通信販売継続を求める署名が累計で50万件を突破

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

           医療用医薬品が買える! 三牧ファミリー薬局

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。